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広島大学・学生発スタートアップチャレンジ DemoDay(成果発表会)実施報告

DemoDay of the Student Startup Challenge at Hiroshima University

2022年4月18日

広島大学・学生発スタートアップチャレンジ DemoDay(成果発表会)を実施しました!

4月19日(火)、「ひろしま好きじゃけんコンソーシアム」企画である「広島大学・学生発スタートアップチャレンジ2022」のDemo Dayを実施致しました。この事業は、学生のアイディアや、起業してみたいという想いを具現化する取組です。25課題60名の提案から選ばれた5チームの学生が、ベンチャーキャピタルであるサムライインキュベートとのメンタリングを中心に、約3か月、30万円の経費を用いて歩んできました。
当日は、広島内外から70名を超える方にご参加いただき、会場も満員御礼でした!
株式会社Rejoui、株式会社広島銀行、株式会社中国新聞社、ラクサス・テクノロジーズ株式会社、株式会社サムライインキュベートから、企業賞を頂いた受賞学生チームからのコメントは以下の通りです!

【 企業賞受賞者一覧 】
① 株式会社Rejoui
高校生・広島大学チャレンジツアー 〜地方の高校生にも「大学の学び」を届ける〜 (治田 遥花 総合科学部 総合科学科 4年 他)
「やっぱり応募やめようかな」締切1分前までそう悩むほど、アイディアにも行動力にも自信がありませんでした。
しかし、本当に大事なのはアイディアの完璧さではなく「どんなに小さくてもまずやってみること」「その後の分析を怠らないこと」なのだと学びました。挑戦へのチャンスをくださったすべての方に感謝です。
これからも「環境に左右されず進路を自己決定できる社会」を叶えるために、小さな仮説検証をコツコツ積み重ねていきます!

② 株式会社広島銀行
学生向け高度カスタマイズ可能な記念映像制作サービス (康 凱翔  人間社会科学研究科 博士課程2年 他 )
この度、広島大学などから多大な支援を受け、また、広島銀行企業賞も受賞させていただき、誠にありがとうございます。最初は戯言みたいな発想にすぎなかったですが、仮説検証や議論を重ね、現実味のある事業に一歩近づきました。今まで応援していただいた方々から励みの声、アドバイスを真摯に受け止め、今後の活動にさらに勢いよく取り組みたいと思います。

③ 株式会社中国新聞社
地方は宝の山!空き家を活用した住み込み型チャレンジショップ事業 (櫻井 紫 文学部 人文学科・フランス文学語学 4年 他 )
結果発表の際、最後に呼ばれたこともあり驚きましたが、企業賞の中国新聞社賞を受賞できて大変嬉しく思っています。約3か月間、古民家の活用計画をたて、検証をし、実行に移し、と忙しくもとても充実した時間でした。学生時代に仲間とともに、このような素晴らしい体験ができたことは貴重ですし、今後の活動の重要なステップともなりました。ご支援、応援いただき本当にありがとうございました。

④ ラクサス・テクノロジーズ株式会社
広大生の使わなくなった自転車を利用したシェアサイクル事業 (西村咲野 総合科学部 総合科学科4年 他 )
ラクサス様、企業賞の授与ありがとうございます!多くの人が集まる場で成果を披露でき、嬉しい限りです。この短期間で手続きや交渉を多く経験し、上手くいかないことも多くありましたが、是が非でも可能性を示すぞ!と学び捉え、頑張り続けられたのは広島大学及びメンターの平田さんのバックアップがあってこそだったと思います。ありがとうございました。

⑤ 株式会社サムライインキュベート
農産物出荷補助アイテム (呉 敬馳 先進理工系科学研究科 博士課程1年 他)
今回のチャレンジを通じて、試したいことを存分に試すことができました。より多くの中小農家さんに役に立つ製品として補助アイテムの改善をすることが出来ました。出会えた皆様、ご助言や御協力を頂いた方々に心から感謝です!


本事業の全体メンターを担ってくださったサムライインキュベートの平田拓己さんからのコメントです!

「採択からDemoDayまで約3ヶ月というとても短い期間に加えて、年末年始、大学のテスト期間まで含まれるハードスケジュールの中でどこまで仮説検証を進められるのか、個人的に少し不安な気持ちでスタートしました。しかし実際にスタートしてみると、各チームのみなさんが時間的、金銭的、人的にリソースが限定的な中でいかに結果を出すかを考え、アクションされていました。多くのチームが初期の仮説段階からヒアリングやサービス提供を伴う検証を実施し、しっかりとユーザーに刺さるプロダクトにするためのブラッシュアップまでやりきっていたのも印象的でした。定期的にディスカッションさせていただき、各チームの良い変化を感じていましたが、アウトプットとなるプレゼンからあらためてその変化の大きさを感じました。短期間でしたが私としても刺激を受け、ご一緒させていただけたことを大変感謝しています。今後も各プロジェクトは継続し、サービスはよりニーズのあるものとなり、範囲を広げて提供されていくことと思います。各事業とシナジーが見込まれる自治体や組合・協会の方、事業会社の皆様には、ぜひ各事業へのご協力・連携の機会をいただければ幸甚です。」


広島大学及びひろしま好きじゃけんコンソーシアムとしては、「学生発・スタートアップチャレンジ」の第一期生として、彼らの成長をこれからも見守り続けます。是非とも皆様におかれても、彼らの今後の成長をお支え下さい。
また、今回チャレンジしたかったものの、採択されず悔しい思いをした学生達もたくさんおります。中には既に自力で起業をしたり、自己資金で事業を始めている学生もいます。
第2回「スタートアップチャレンジ」も早急に開始いたしますので、引き続きよろしくお願いいたします。

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