2022年7月17日
好きじゃけんコンソーシアムは、米国との新たな連携を強化しています!!
6月の欧州(ドイツ・フランス)に引き続き、今月は、米国テキサス大学オースティン校(UT/A)との新たな連携構築に向けて、本学の国際担当の金子理事と産学連携担当の田原副学長兼本コンソーシアム副会長の両名とともに渡米しました。
UT/Aは1883年創立され、テキサス州の州立大学中最も高い評価を受けている総合大学です。
公立大学のアイビーリーグ(Ivy League)に相当する「パブリックアイビー(Public Ivy」の一つであり、ビジネススクールでは特に会計、ビジネス分析が全米トップクラスとされていました。
また、同大ビジネス学部長だったジョージ・コズメツキー教授が1977年に地域経済開発のシンクタンクとして設立したIC² Instituteと広島大学は、2009年度から「課題解決型研修プログラム」を実施しています。
特筆すべきは、全米で最も古い歴史を持つインキュベータの一つに数えられるAustin Technology Institute(ATI)(1989年設立)でして、知財管理の方法などマネできる所が多くありました。
さらにさらに、UT/Aがあるオースティンは、米国で最もビジネス環境が優れた町の一つ(スタートアップ企業にとって手頃に事業を行える米国都市1位、ビジネス環境の良い米国都市1位を獲得)であり、「シリコンバレー」に準えた「シリコンヒルズ」には、デル・テクノロジーズやテスラ、アマゾン、インテル、グーグルなど多くのハイテク企業が拠点を構えていました。
スタートアップ支援が特に目覚ましく、2006年設立の「Silverton Partners」のベンチャー投資は18億ドル(2019年)であり、仮想・拡張現実(VR/AR)、バイオテック、不動産関連技術、人事関連技術といった幅広い分野に携わるスタートアップ企業100社以上に投資した実績があります。
ここまでスタートアップの条件がそろっている地域及び大学と繋がることが出来ればすごいことが出来そう!ということで諸々準備を進めています。
なお、「ライブ音楽の世界首都(Live Music Capital of the World)の愛称もある音楽の町としての側面もあり、大規模なコンサートやイベント、コンテンツを生み出すクリエイティブデジタル産業が経済成長を後押しし、クリエイティブ人材が自らのキャリアを築くための地でもありました。